2015年11月29日日曜日

久高島の記憶を絵に残す~山崎紀和さん~

沖縄県久高島在住の絵描きの山崎紀和さんが、島のおじい・おばあの戦前の暮らしを聞き取り絵に起こす活動をされています。(写真:9枚)

記憶を絵で記録する

「ひかりの輪」リターン品でした☆

2014年10月、八百屋お散歩はちょっと遅めの夏休みを頂いて、3度目の久高島へ念願の宿泊予定でした。しかし、台風の影響を受けて小やどSAWAさんから暫くフェリーが止まり帰れなくなるから宿泊しないようにとの連絡がありました。


3度目にしてやっと泊まれるとウキウキでいたので茫然。そのまま島に行かないでも良かったのですが、嘉手納の海音の森で久高島で食べるお野菜を収穫してたりしていたし、山崎さんからポストカードも購入予定だったので、安座真港を14時のフェリーに乗り、久高島の徳仁港を16時半のフェリーという強行スケジュールを決めました。


宮古島から全て順調だった旅の最後にとっておいた久高島。少々放心状態で安座真港まで運転中、その短時間の滞在時間で「がじゅまるさん」に逢えるかななんて想ったり、それを山崎さんにメールしたり。

電話越し余りの意気消沈ぶりを察してくれたのか、山崎さんは軽トラックを借りて、がじゅまるさん経由、イシキ浜経由、カベール岬まで連れて行ってくれました。
カベール岬の一本道で車を走らせながら「この葉っぱ知ってますか?」と聞かれ、「知らないです」と答えると話を終わらせようとしてきたので「何の葉っぱですか?」聞いたものの、時間がなく、ハプニングもあり、そこで葉っぱの話は終わってしまいました。

カベール岬への一本道

クバ?!

聞くチャンスはあったろうに、その時は忘れてて、なんだなんだとモンモンと1年が経ち、山崎さんが島の暮らしを聞き描きして、展示会して、寄贈するのにクラウドファンティングすると聞き、ページを見ると、その時に聞いた葉っぱ、おそらく“クバ”だろう写真もあり、成立したらクバのことが知れたらいいな~なんて想っています。
 
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山崎さんの活動は、話を聞くだけでなく、おじい・おばあの記憶を鮮明に想い出してもらうために、資料を探したり、骨董品を探して購入し見てもらい、新たな記憶を呼び戻す。という時間もお金もかかる作業。

食物の保管用の籠

昔のはかり

来年の4月の展示会を目標に制作資金をクラウドファンティングをされています!

クラウドファンティング:https://readyfor.jp/projects/yamazakinorikazu

HP: http://yamazakinorikazu.com

Blog: http://yamazakinorikazu.com/category/blog


八百屋 お散歩のパソコンの調子が悪く、修理から戻ってきて、少しでもお役にたてればとBlogで山崎さんのクラウドファンティングの投稿を書きはじめたらプロジェクト成立☆おめでとうございます!

*2015.11.25にプロジェクトは成立しましたが、一点物のリターン品もあり11.29現在継続中です。是非下記をご覧ください♪


沖縄の離島、久高島での戦前の暮らしぶりを絵画を通して来年4月に控えた展示会で発表をしたい。

~クラウドファンティングの文章から抜粋~
 
しかし、作品の制作に必要な画材や印刷資金、展示場所までの作品の輸送費が足りません!

戦前の暮らしを多くの方々に知ってもらうため、そして久高島のおじい・おばあに喜んでもらうために、どうぞご協力お願いいたします!

 
自分の好きなことをして暮らしていきたい。そう思って訪れた島で、絵を描く活動を始めました。

 
久高島での戦前の暮らしぶりを知っている、島のおじいおばあたち。

 
戦前の想い出話を聞いていく中で、いつしかその想い出の世界を絵に描き起こし、残してゆくことができないかと考えるようになりました。

 
もしかしたら記憶の中にある世界を、絵だったら再現可能ではないか…という考えに至ったのです。

 
「懐かしい」という感情は、人間特有の感情
掻き立てるのは人との会話と「絵」という表現

 
味噌は手造りでした。酢も手造りでした。塩も。もやしも。
この暮らしぶりを下の世代に伝えてゆくことは、計り知れない価値のあることだと思うのです。

 
写真にはない記憶の世界を描き起こすことは、手間を惜しまない映画作りに近い創作のプロセスです。

 
戦前を知っている人も知らない人も、あらためてその暮らしぶり見つめてみる。

そのきっかけを作るために、応援をよろしくお願いいたします!

*2015.11.25にプロジェクトは成立しましたが、一点物のリターン品もあり11.29現在継続中です。是非下記をご覧ください♪


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ひょんなきっかけから久高島で知り合った山崎さん。蒟蒻作りのお母さんを紹介してもらったり、フーチバー茶を販売させてもらったりと大変お世話になりっぱなしで全く恩返しはできておりませんが、山崎さんが絵を描いて幸せでいられることを、八百屋 お散歩は勝手に応援しております!


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